女性活躍推進の取り組み状況

 あしぎん総合研究所が1日までにまとめた男女共同参画社会に関する地域企業の状況調査で、女性活躍推進に向け取り組みを進めている県内などの企業は58・4%だったことが分かった。一方、平均年収(正社員)を比較すると、男性の442万円に対し女性は341万円で、100万円以上の差があった。女性は結婚や子育てで離職し平均勤続年数が少ないことなどが影響しているとみられ、女性活躍社会の実現へ課題も浮き彫りとなった。

 調査は日光市で6月に開かれた先進7カ国(G7)男女共同参画・女性活躍担当相会合を受け、初めて実施した。本県をはじめ、群馬県や茨城県など足利銀行の営業エリアの1569社を対象に同月末~7月末に実施し、626社が回答した。回答率は39・9%。

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