関東財務局宇都宮財務事務所は13日、7~9月期の県内法人企業景気予測調査結果を発表した。企業の景況感を示す景況判断指数(BSI)は、全体(全規模・全産業)がマイナス4・1で、3期連続のマイナスとなった。マイナス幅は前期の4~6月期(マイナス1・6)と比べて拡大した。山下実(やましたみのる)所長は「ガソリンなどのエネルギー価格や人件費の上昇が影響したと考えられる」と分析した。

 調査は県内の資本金1千万円以上の法人から選定した154社を対象に行い、123社が回答した。回答率は79・9%。