ブリュレクレープ

高野真紀さん

ブリュレクレープ 高野真紀さん

 茶色く焦げた先端に“イマドキ”感がある。生地に包まれたこぼれんばかりのクリームは、濃厚なカスタードの風味と甘さがあるが、くどくない。あっという間に食べ終わる。

 ブリュレクレープは人気商品の一つ。重くなく、飽きが来ないようにと、カスタードとホイップをブレンドしたクリームは甘さ控えめ。小麦粉と米粉で作る生地はもちもち感があり、クリームが無い部分も楽しめる。

 彩あいは今年7月、那須烏山市谷浅見(やあざみ)出身で代表の高野真紀(たかのまき)さん(26)と妹の史帆(しほ)さん(24)が「接客が好きで、自分で何かを作れるから」と、那須烏山商工会などの創業支援施設「チャレンジショップ那須烏山」にオープンした。

 「東京の原宿など“若者の街”にはあるけど、那須烏山にはないから」とブリュレクレープをメニューに選んだ。交流サイト(SNS)映えも狙っている。クレープはほかにイチゴやバナナがあり、好みのトッピングが可能。平日は数量限定で弁当の販売もある。

 メニューは今後も改良していく予定で、2人は「お互いが味見して、2人ともおいしいと思うものを出していきたい」と話した。

 ▼メモ ブリュレクレープは500円▽那須烏山市中央2丁目12の26▽営業時間 午前11時~午後6時▽不定休▽(問)080・2579・0617。