県警による2022年の大麻取締法違反事件の摘発者数は41人に上り、2年連続で40人超の高水準となったことが19日までに、県警のまとめで分かった。10〜20代は27人で全体の66%を占め、23年上半期も摘発者数15人のうち10〜20代が7割超の11人で、低年齢化が目立つ。交流サイト(SNS)を悪用した売買が広まっている上、危険性への認識の低さが背景にあるとみられ、県警は「広報啓発活動で正しい知識を身につけてもらい、摘発にも力を入れていく」としている。