特別国民体育大会「燃ゆる感動かごしま国体」は20日、鹿児島市鴨池公園プールなどで会期前競技が行われ、水泳の成年女子板飛び込みでは杭州アジア大会代表で宇都宮市出身の榎本遼香(えのもとはるか)(栃木トヨタ)が277・60点で準優勝した。準優勝は昨年の栃木国体に続き2年連続。アジア大会と来年のパリ五輪代表の三上紗也可(みかみさやか)(鳥取・日体大)が327・50点で優勝した。
予選なしで5回の演技で争われた同種目には13人が出場。榎本は1回目で首位に立ったが、2回目で2位に後退。その後は5回目にこの日自身最高タイの61・50点を出すなど全体3位以上の得点を重ね、順位をキープした。
苦手の技成功、自信回復
成年女子板飛び込みの榎本遼香(えのもとはるか)(栃木トヨタ)は決勝で、後ろ向きに踏み切る苦手な2種類の技を成功。パリ五輪の代表入りを見据える中、「ようやく動きがはまってきた。これが国際試合でどう評価されるかが課題」と自信を取り戻し、思わず笑みがこぼれた。
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