
「コレメッケ宇都宮」は観光客の回遊促進などを目的に、市の実証実験で開発された。県内外で登録者数は増え続け、現在約17万人が友だち登録している。
■最初に三つの謎を解く
イベントに参加するには最初に対象施設でパンフレットを受け取る必要がある。本県出身のアイドル高瀬(たかせ)くるみさんが目印だ。最初に、記載されている三つの謎を解く。いずれも法則があるようだが、年々硬くなっている頭では思いのほか難しい。考え続けること約10分、自信はないけど答えは「○○○」かな?
同アカウントを友だち登録し、「過去と未来からの手紙」と入力するとイベント画面が現れた。最初の謎に正解すると、新たに三つの謎が出題された。どうやら駅東地区の3カ所を巡る必要があるようだ。

■ライトラインで快適に
まずは「宇都宮みんみん宮みらい店」へ。店内に入ると、あみだくじを使った謎が掲示されていた。問題をスマホで撮影し、宮みらいライトヒルの階段に腰かけて頭をひねる。うーん分からない。とりあえず後回しにしよう。
「宇都宮駅東口」停留場を見ると、ちょうどライトラインが到着するところだった。次の目的地「宇都宮駅東公園」までチョイ乗りしてみることに。平日の日中だったが座席はほぼ埋まり、早くも日常の足として機能していた。乗っていると揺れはほとんど感じず、さすが「次世代型」だ。あっという間に「駅東公園前」停留場に到着。プール前に掲示してあった謎は簡単に解けた。

再びライトラインに乗車し、「宇都宮ライトレール車両基地」を目指す。最寄りの「平石」停留場はトランジットセンターとしてすっかり様変わりしていた。車両基地内に掲示されていた謎もそれほど悩まずに法則が見つかった。
支局に戻って原稿を書きつつ悩むこと数時間、ようやく後回しにした問題が解けた。これで過去編はクリア…と思いきや、さらなる試練が。しばらく試行錯誤したが、ついに正解へたどり着けなかった。
◇ ◇
名探偵にはほど遠い結果となったが、ライトラインに乗って巡る街からは確かに“未来”を感じた。イベントは11月30日まで実施中。大谷地区などが対象の「宇都宮駅西エリア/過去編」も同時に行われているので、真実を追い求める旅に出てみては。
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