栃木県は28日、県内76の定点医療機関で把握した新型コロナウイルス感染者数を公表した。18〜24日の1週間に報告された感染者数は計884人で、1機関当たりの平均は11・63人。前週(11〜17日)の計1585人、1機関当たりの平均20・86人から減少した。減少するのは2週連続。
6保健所管内で1機関当たりの平均患者数が最も多かったのは県北で16・71人。安足が14・09人、県東が11・25人、県南が10・71人、宇都宮市が9・39人と続き、最も少ない県西は6・75人だった。
年代別では最多の10代が183人。10歳未満177人、40代92人、30代86人、50代75人などと続く。
クラスター(感染者集団)は医療機関で3件、高齢者施設で6件発生した。
新規入院者は前週比46人減の124人。1週間平均の入院者は259・7人で、前週比24人減だった。