4日午前0時45分ごろ、宇都宮中央署内の留置室で、詐欺容疑で逮捕され留置されていた20代の男が、ズボンで首をつってぐったりとしているのを同室の男が見つけ、同署員に申告した。男は病院に搬送され、意識不明の重体。県警は男が自殺を図ったとみている。

 県警留置管理課によると、同日午前0時半ごろ、同署員が巡回した際には、男は布団をかぶって横になっていた。15分後に再び巡回したところ、同室の男から「首をつっている」と申告があり、同署員が119番した。同室の男は寝ていたが、トイレに行こうと目を覚まし、異変に気づいたという。