【真岡】市内のジムに所属し、ニュージャパンキックボクシング連盟(NJKF)スーパーライト級でチャンピオンとなった吉田凜汰朗(よしだりんたろう)選手(23)が3日、石坂真一(いしざかしんいち)市長を表敬訪問し、初めてベルトを巻いた喜びを語った。
同級1位だった吉田選手は9月17日に東京都・後楽園ホールで行われたタイトルマッチで王者に挑み、2ラウンド、テクニカルノックアウト勝ちした。
塩谷町出身で、塩谷中3年生の時から西郷のバーテックスジムに通い、力を付けた。宇都宮市内に住み、日光市の鬼怒川温泉でアウトドアのガイドをしながら夢を追っている。
ジムを運営する若林直人(わかばやしなおと)さん(49)や後輩で来春にプロデビュー戦を控える真岡北陵高2年手塚瑠唯(てづかるい)さん(17)らと市役所を訪ねた。「倒す自信はあった。目標が達成できて本当にうれしい。気持ちを前に出し、応援する人が喜んでくれる試合を続ける」と誓った。
石坂市長は「真岡のジムから初めてチャンピオンになるという自分の好きな道で目標をクリアした。さらに上を目指して頑張ってほしい」と激励した。