大観衆が見守る中、パレードランで走る小中学生たち=14日午後3時10分、宇都宮市馬場通り3丁目

 30回目の節目を迎えたアジア最高位の自転車ロードレース「ジャパンカップ」。宇都宮市の大通り周回コースでは14日、クリテリウムが行われ、これに先立つ記念イベントとして同市内の小中学生32人がパレードランで登場。沿道には過去最多約5万5千人の観客が詰め掛け、それぞれの思いで世界最高峰のレースを見守った。

 パレードランではレース会場に近い中心市街地や城山地区の小中学生と、自転車ロードレースチーム宇都宮ブリッツェンのジュニア育成チーム「ブリッツェン☆ステラ」のメンバーが参加。選手団を率いるパレードの先頭集団として道幅に広がって隊列を作り、周回コース1周半を20分ほどかけて走った。