弓道少年男子近的決勝 優勝した本県選抜の(左から)坂本、黒滝、熊倉=鹿児島県出水市総合運動公園特設弓道会場、柴田大輔撮影

 特別国民体育大会「燃ゆる感動かごしま国体」第9日は15日、鹿児島県湧水町轟の瀬特設カヌー競技場ほかで各競技が行われた。カヌー成年女子スラローム・カナディアンシングル(15ゲート)を制し2冠に輝いた後藤紗世(ごとうさよ)(黒磯高)は3位で迎えた2回目に旗門への接触などミスを減らし、148・59点をマークし逆転。弓道少年男子近的を制した本県選抜は、決勝で12射皆中と、ここぞの集中力が光った。

 カヌー成年女子スラローム・カヤックシングル(15ゲート)決勝で富沢(とみさわ)くるみ(県スポーツ協会)は98・96点で3位に入った。

 重量挙げ少年男子81キロ級の知久夢吏(ちくゆうり)(小山南高)がスナッチ、ジャーク、トータルのいずれも4位。同女子55キロ級の小堀美穂(こぼりみほ)(宇都宮市役所)はスナッチで4位だった。

 弓道成年男子遠的の本県選抜は6位。馬術成年男子六段障害飛越の駒津真希(こまつまさき)(栃の葉乗馬クラブ)も6位に入った。

決勝T 外れは1本のみ

 弓道少年男子近的決勝。優勝を決めた本県の3人は静かに射場を後にし、顔をほころばせ抱き合った。