栃木県は19日、県内76の定点医療機関で把握した新型コロナウイルス感染者数を公表した。9〜15日の1週間に報告された感染者数は計264人で、1機関当たりの平均は3・47人。前週(2〜8日)の計431人、1機関当たりの平均5・67人から減少した。減少するのは5週連続で、5人を下回るのは6月以来16週間ぶり。
6保健所管内で1機関当たりの平均患者数が最も多かったのは安足で4・91人。県北が4・79人、県東が4・25人、県南が3・06人、宇都宮市が2・39人と続き、最も少ない県西は1・75人だった。
年代別では最多の10代が49人。10歳未満34人、60代33人、40代32人、50代30人などと続く。
クラスター(感染者集団)は高齢者施設で3件発生した。
新規入院者は前週比17人減の36人。1週間平均の入院者は81・1人で、前週比48・3人減だった。