子どもの急な病気やけがの相談に看護師が対処法を助言する「とちぎ子ども救急電話相談」の2022年度の相談件数が前年度比23・3%増の2万4220件、「大人版」が同30・0%増の4339件となり、いずれも過去最多となったことが19日までに、県医療政策課のまとめで分かった。適正な医療機関の受診や緊急性のない救急出動の抑制に一定の効果があったとみられる一方、県内の救急搬送平均時間は延び続けており、県は電話相談の積極的な活用を呼びかけている。