モニターツアーでテントサウナに入った後、鬼怒川で解放感に浸る参加者ら

 【塩谷】「湧水の郷」をうたう町の豊かな水資源を生かし観光客を呼び込もうと、町内の一般社団法人「ローカルキャンバス」はこのほど、「ウェルネス型サウナツーリズム」事業のモニターツアーを始めた。いちご一会とちぎ国体カヌー競技場跡の船生の鬼怒川左岸で「サウナ」を軸に地元の食や自然、観光資源を結び付け地域経済の活性化につなげる狙い。来春の事業化を目指している。

 同事業は7月、観光庁の「インバウンドの地方誘客や消費拡大に向けた観光コンテンツ造成支援事業」に採択された。町、町観光協会、矢板、日光市の観光事業者と連携する。