栃木市内の自宅トイレに死産した新生児の遺体を遺棄したとされる事件で、宇都宮地検栃木支部は24日、死体遺棄罪で同市、介護施設職員の女(21)を起訴した。

 起訴状などは、5月3日ごろ、自宅トイレのくみ取り式便槽内に死産した男児を産み落とし、遺体を遺棄した、としている。

 県警によると、DNA型鑑定で親子関係が認められた。司法解剖の結果、男児は妊娠9カ月前後だったとみられる。