上三川町坂上の町道で19日未明、レンタカーの乗用車内から女子高生の遺体が見つかった事件は26日、発覚から1週間がたった。死体遺棄容疑で逮捕された男は埼玉県、被害者の女子高生は千葉県在住で、捜査関係者によると、2人は東京都内で待ち合わせた可能性がある。捜査では、本県や群馬県、都内などを行き来した男の足取りの一部が見えてきた。一方、男は事件の核心については黙秘しており、不明な点は多い。車内からは5台の携帯電話が見つかったことも判明。県警は防犯カメラ映像や携帯電話のデータ解析などを急ぎ、2人の関係性や動機などを調べている。
◆発覚
きっかけは警察官の職務質問だった。19日未明、同町坂上の町道で下野署員が不審な車を発見。レンタカーの車内から、制服のような着衣の千葉県柏市、高校1年少女(15)の遺体が見つかった。県警は死体遺棄容疑で、車を運転していた埼玉県熊谷市、無職の男(28)を現行犯逮捕。現場は交通量の少ない農村地域だった。
残り:約 516文字/全文:945文字
この記事は会員限定記事です
「下野新聞デジタル」の会員のみご覧いただけます。
登録済みの方はこちら
愛読者(併読)・フル(単独)プラン・スタンダードプランの方
ログインする