白血病患者らに骨髄液などを提供する県内の骨髄ドナー(提供者)登録者がことし3月末時点で1万7728人となり、1年間で404人減少したことが28日までに、県への取材で分かった。新規登録者よりも、年齢制限を過ぎて登録が取り消される人が多いためで、ピークの18年度に比べ1732人(8・9%)減り、7年ぶりに1万8千人を下回った。県は若年層への呼びかけや、登録を促す説明員の増加に力を入れ、減少傾向に歯止めをかけたい考えだ。
ドナー登録は18〜54歳が対象で、県内では献血ルームや各献血会場で受け付けている。ピークだった18年度は新規登録者が923人おり、55歳になって登録を取り消される人(899人)を上回っていた。
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