【那須塩原】中塩原の塩那スカイラインで3日、地域活性化などを目的とした「塩那スカイラインマラソン」が行われ、ランナーは紅葉で色づいた木々の下を駆け抜けた。
市内のランニングショップ「ストライドラボ那須」と、塩原地区で獣害対策などに取り組む一般社団法人「青空プロジェクトTHE DAY(ザ デイ)」が主催した。
新型コロナウイルス禍での観光客減少などの影響を受けた中山間地域の経済活性化を図り、2年前から実施している。
大会には県内外から約60人が参加。箱の森プレイパークをスタートし、同スカイラインの土平園地周辺で折り返すコースを、年齢ごとに設定された距離に応じて最長16キロを走った。また、参加者には塩原大根が配られた。
同法人の君島陽一(きみしまよういち)代表(42)は「イベントを通して、民間の力で里山を守ったり、地域を元気づけたりすることにつながればうれしい」と話した。