滝沢ハム(栃木市泉川町、滝澤太郎(たきざわたろう)社長)は8日、2023年9月中間連結決算の業績予想を下方修正し、5月公表の前回予想に比べ、売上高は10・5%減の138億7700万円になると発表した。経常利益は37・0%減の5600万円、純利益は27・2%減の4300万円を見込む。

 消費者の節約志向の高まりや販売競争の激化で、ハム、ソーセージなどの加工品や輸入食肉の販売数量が低調に推移した。加えて、円安進行による原材料費や光熱費の上昇などが利益に響いた。

 24年3月期連結業績予想は今後の売り上げ回復などを見込み、前回予想を据え置いた。