【鹿沼】後期高齢者のフレイル(虚弱)対策として市が力を入れる栄養指導付きの集団歯科健診が9月に始まった。これまでに2回で41人が受診し、40人がフレイルの恐れがあると判断された。来年度からは受診できる対象を広げ、保健指導と健診を一体的に行う取り組みを「鹿沼モデル」として全国への普及も目指す。
フレイルは加齢に伴い心身の機能が低下する虚弱状態で、要介護の一歩手前の段階に当たる。中でも口腔(こうくう)機能が衰える「オーラルフレイル」は全身の機能低下につながるとされる。
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