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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真（米国立アレルギー感染症研究所提供）
栃木県は16日、県内76の定点医療機関で把握した新型コロナウイルス感染者数を公表した。６〜12日の１週間に報告された感染者数は計187人で、１機関当たりの平均は２・46人。前週（10月30日〜11月５日）の計217人、１機関当たりの平均２・86人から減少した。減少は３週連続で、５類移行後最少となった。
６保健所管内で１機関当たりの平均患者数が最も多かったのは県南で２・94人。県北が２・93人、県西が２・75人、県東が２・50人、安足が２・00人と続き、最も少ない宇都宮市は１・78人だった。
年代別では10歳未満が最多で31人。30代25人、10代24人、80歳以上22人、50代と60代がそれぞれ19人などと続く。
クラスター（感染者集団）は高齢者施設と障害者施設でそれぞれ１件発生した。
新規入院者は前週比２人減の30人。１週間平均の入院者は68・６人で、前週比10・２人増だった。
