ロールキャベツ

店を切り盛りする斎藤さん親子

ロールキャベツ 店を切り盛りする斎藤さん親子

 デミグラスと生クリームをミックスしたオリジナルソースのロールキャベツ(千円)。キャベツの甘みと軟らかいひき肉はソースとの相性が抜群で、看板メニューとなっている。

 店のために特別にミンチされた厳選豚肉に塩を加え、粘りが出るまで混ぜ合わせ、タマネギ、パン粉などを加えて成形。形が崩れないように硬めのキャベツ4枚で包み込んで、塩の入った鶏がらスープで約1時間、じっくり煮込む。味を染み込ませるために1日寝かせるのがみそ。ジャガイモやペンネ、ブロッコリーも添えられ、いろいろな味が楽しめる。

 ソースはオリジナルのほかにデミグラス、トマト、ホワイト、カレーの5種類から選べる。ランチ時はスープとライスかパンが付いて1100円と、リーズナブルだ。

 店主の斎藤英幸(さいとうひでゆき)さん(62)が今泉町の洋食店「キマグレイチバ」を閉じ、10月にロールキャベツ専門店として移転した。妻の智昌(ともよ)さん(59)、次男靖雪(やすゆき)さん(26)と切り盛りする。英幸さんは「孫から祖父母の家族3代で来られるような温かい店づくりを目指しています」と、ほほ笑んだ。

 ▼メモ 宇都宮市緑1の1の23。午前11時~午後6時。不定休。(問)028・645・4536。