帝国データバンク宇都宮支店は24日、飲食店経営のNEXRAISE(ネクスレイズ、宇都宮市馬場通り3丁目)が宇都宮地裁から破産手続きの開始決定を受けたと発表した。8日付。負債総額は約1億2200万円。

 帝国データバンク宇都宮支店によると、ネクスレイズは2015年設立。最盛期は宇都宮市でダイニングバーを3店運営していたほか、広告代理業も手がけていた。

 新型コロナ禍以降、営業自粛などで売り上げが落ち込んだことで、飲食店を次々と閉店。広告代理業も顧客が飲食店だったため採算確保には至らず、2022年9月30日に事業存続を断念した。