日光-群馬県選抜 第3ピリオド7分2秒、日光のDF関がシュートを決める=日光霧降アイスアリーナ

 アイスホッケーの第44回全国中学大会関東予選は25日、日光霧降アイスアリーナで開幕、日光が代表決定リーグ戦2連勝で5大会連続で全国出場を決めた。3連覇中の日光東は代表決定トーナメント1回戦で神奈川県選抜に2-3で敗れた。

 6県から7チームが出場。リーグ戦とトーナメント戦を行い、5チームに与えられる全国出場権を争う。

 日光は初戦の山梨県選抜戦を13-0、続く群馬県選抜戦でも16-0といずれも圧勝した。日光東は神奈川県選抜戦で1点を追う第3ピリオド(P)9分38秒に追い付いたが、13分48秒に勝ち越された。

 大会最終日は26日、同会場で行われ、日光は第1代表決定戦で埼玉県選抜と対戦。日光東は残る1チームの代表を懸けて千葉県選抜と激突する。

 全国大会は来年1月25日、東京都西東京市のダイドードリンコアイスアリーナほかで開幕する。

地力の差、見せつける

 代表決定リーグで2連勝し、5大会連続となる全国大会出場を決めた日光。FW上野航史(うえのこうし)主将は「お互いに気を配っていいプレーができた」と笑顔を見せた。

 2戦とも地力の差を見せつけた。13得点を奪った初戦の山梨県選抜戦に続き、群馬県選抜戦も71本のシュートを浴びせて16-0。被シュート数は第1ピリオドの3本のみ。「(細かいパスで)つなぐプレーやボード際のバトルで上回れた」と胸を張った。

 第1代表の座を懸けた埼玉県選抜との決戦に向け、「技術で負けたとしても気持ちの強さがあれば負けない。関東王者として全中に行く」と頼もしかった。