モルックを楽しむ親子

 【栃木】誰もが自由に参加して楽しめるスポーツイベント「新栃木市民スポーツフェスティバル2023」が26日、市総合運動公園で初めて開かれ、多くの家族連れでにぎわった。

 昨年度までは各地区・支部から選出された選手対抗の競技スポーツ大会だったが、内容を見直し、さまざまな競技やニュースポーツの体験、プロスポーツ選手との交流などを通じてスポーツ人口の底辺拡大を図ろうと市が企画した。

 屋内外の会場でバスケットボールやフォークダンス、弓道、グラウンドゴルフ、バブルサッカーなど12競技を実施。噴水広場では、木の棒をピンに投げて点数を競う北欧発祥のスポーツ「モルック」の体験や、地域のスポーツクラブによるキッズダンスなどが行われ、寒空の下、参加者たちは思い思いに体を動かして楽しんでいた。

 家族でモルックを体験した大平中央小1年根本颯太(ねもとそうた)君(7)は「狙った所に当たらなくて難しかったけど面白い。体も温まった」と笑顔を見せた。