年末年始に忘年会や新年会を「実施する」予定の県内企業は47・0%と過半数を下回ったことが30日までに、東京商工リサーチ宇都宮支店の調査で分かった。新型コロナウイルス感染症が5類に移行する前の昨年同時期の調査(21・2%)から倍増した。一方、「実施しない」は53・0%を占めた。参加に消極的な社員もいるとされ、同支店は「忘年会・新年会離れが一部でみられる」としている。

 調査は10月2~10日にインターネットで実施し、本県の有効回答数は83社。

 忘年会・新年会を「コロナ禍前も実施しており、今回も実施する」と答えたのは33・7%(28社)。「コロナ禍前は実施していなかったが、今回は実施する」は13・3%(11社)だった。