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新築や建設中のマンションが林立する中、高架軌道を走るライトライン=5日午前10時5分、宇都宮市峰1丁目

 JR宇都宮駅周辺の次世代型路面電車(LRT)宇都宮芳賀ライトレール線沿線で、マンションの建設が相次いでいる。

 宇都宮市によると、LRT運営会社が設立された2015年11月~今年11月に、宇都宮駅東口-峰停留場間の沿線で、建築確認の確認済証が交付された6階建て以上の物件は17棟に上る。

 峰停留場付近から同駅方面には、建設中や完成したばかりのマンションが林立。5日も、その間をライトラインが走り抜ける光景が見られた。

 沿線で2棟の分譲を手がけたマンション販売「ナイス」の冨樫亮太(とがしりょうた)マンション営業部長(46)は「新幹線に加えて、LRTができ、生活機能が集約された住環境。地縁がない方が完成を待たず即決するケースが多く驚いている」と話した。