栃木県内6信用金庫と2信用組合の2023年9月中間決算が5日までにまとまった。全8信金信組が中間期としては4年連続で黒字を確保した。一方、新型コロナウイルス禍で打撃を受けた事業者の経営状況が回復していないことや、エネルギー・原材料の価格高騰などを背景に、取引先の貸し倒れに備える引当金が増えるなどし、5信金信組は最終益が前年同期比約20~80%の減少となった。
◆信用金庫◆
足利小山は預け金利息が56・7%増え、株式等売却益約1100万円を計上。前年同期に一般と個別で計約1億7千万円あった貸倒引当金繰入額が56・5%減るなどし、増益となった。
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