栃木県は7日、県内76の定点医療機関で把握した新型コロナウイルス感染者数を公表した。11月27日〜12月3日の1週間に報告された感染者は計216人で、1機関当たりの平均は2・84人。前週(20〜26日)の計175人、1機関当たりの平均2・30人に比べて増加した。感染者の増加は6週間ぶり。
6保健所管内別で1機関当たりの平均患者数が最も多かったのは県北が3・64人。県東が3・63人、安足が3・55人、県西が2・88人、県南が2・24人と続き、最も少ない宇都宮は2・00人だった。
年代別では10代の30人が最多。40代29人、50代26人、10歳未満25人、60代24人、20代と80歳以上23人、30代19人、70代17人と続く。
クラスター(感染者集団)は医療機関3件、高齢者施設2件、障害者施設1件で発生した。
新規入院者は前週比12人減の40人。1週間平均の入院者は99・4人で、前週比33・8人増だった。