夏のワールドカップでも活躍したブレックスの比江島(中央)=12月2日、横浜市

佐々監督が選んだ今年の漢字「化」

佐々宜央監督

夏のワールドカップでも活躍したブレックスの比江島(中央)=12月2日、横浜市 佐々監督が選んだ今年の漢字「化」 佐々宜央監督

 今年はどんな1年だったのか。本県スポーツチームの監督に象徴する漢字1字を挙げてもらった。

 -「化」を選んだ理由は。

 「就任2年目のシーズンを迎えての変“化”。ワールドカップ(W杯)を経ての進“化”。新たな選手が加わって起きている“化”学反応。濃密な1年を一字で表すと、この漢字が全てに関わってきた」

 -就任初年度のシーズンを終え、夏には日本代表コーチとしてW杯に帯同した。そして今はシーズンの真っ最中と激動の1年を過ごした。

 「年齢を重ねると普遍的な毎日になるものだが、今年は状況が化けまくっている1年だった。チャンピオンシップ進出を逃して悔しさを味わい、W杯もいい経験となり、今季の良い滑り出しにつながっている。毎日対応して戦うだけ」