第4クオーター1分、体を張ってドリブルを遮るブレックスの渡辺(中央)=ブレックスアリーナ宇都宮

 バスケットボールB1第11節は9日、各地で12試合が行われ、東地区の宇都宮ブレックスは宇都宮市のブレックスアリーナ宇都宮で中地区の川崎と対戦、今季初の延長で86-83と競り勝った。通算14勝4敗。

 ブレックスは遠藤祐亮(えんどうゆうすけ)が今季初先発。試合は序盤から激しい点の取り合いとなり、前半は39-43と追う展開で折り返した。

 第3クオーター(Q)は最大12点差をつけられたが、終盤に渡辺裕規(わたなべひろのり)や竹内公輔(たけうちこうすけ)らの得点で6点差に迫ると、第4QはD.J・ニュービルの3点シュートで逆転。直後に追い付かれて延長に突入したが、1点を追う最終盤でニュービルが再び3点シュートを沈め、これが決勝点となった。 ニュービルの18得点を筆頭に5人が2桁得点。比江島慎(ひえじままこと)がB1通算4000得点を達成した。