オリオン通りのポイ捨てが問題になる中、非公認のヒーローたちが立ち上がり、ごみ拾いを行いました。「ごみを捨てない、拾うを当たり前にしたい」と“戦い”始めたヒーローたち。活動を取材しました。
オリオン通りは巨大な灰皿と化していた。2日土曜日の午前5時半。夜明け前の暗闇の中、ガールズバーのネオンに照らされ、白い吸い殻が浮かび上がる。ここにも、そこにも、あそこにも…。曲師町側は特にひどい。
吸い殻だけではない。商業施設「フェスタ」前には空き缶が並べて捨てられ、瓶が割れていた。
この日午前6時から、オリオン通りと周辺でごみ拾いが行われた。現状を憂い、本県のご当地ヒーロー「精霊法士トチノキッド」を運営する市民活動サークル「とちぎ最生旗(さいせいき)」の福田潤(ふくだじゅん)代表(40)が企画した。
参加したのは、東京の渋谷でごみ拾いをしているリアルライフヒーロー「スラウザー」、小山市の「介護戦士イーグルタイガー」、神奈川県の「エビフライダーマン」と、近くの住人や商店街関係者ら10人。
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