明治神宮大会準々決勝で北海に逆転勝ちし初の4強入りを決め、笑顔で応援席に駆け出す作新ナイン=11月16日、神宮球場

小針崇宏監督

明治神宮大会準々決勝で北海に逆転勝ちし初の4強入りを決め、笑顔で応援席に駆け出す作新ナイン=11月16日、神宮球場 小針崇宏監督

 -「粘」を選んだ理由は。

 「秋の戦い方が印象に残った。県大会の準決勝、決勝は逆転勝ち。関東大会では(センバツ出場当確ラインの)ベスト4で満足せず、粘り強く打って優勝。最終的には神宮大会の決勝も経験できた。粘りの秋だった」

 -快進撃の原動力は。

 「特別なことをしたわけではなく、今できることを一日一日、コツコツと積み上げていった結果。選手たちも自覚しているが、飛び抜けて強いチームではない。主将の小森(こもり)(一誠(いっせい))を中心に高望みせず、目の前にある課題によく取り組んでくれた」