2005年3月に廃止となった宇都宮競馬場を代表する名馬ブライアンズロマンが、繋養先の北海道新ひだか町の荒木牧場で死んだ。10日未明、牧場スタッフらに見守られながら旅立った。人間ならば90歳以上に相当する32歳の大往生だった。
ブライアンズロマンは1993年12月に同競馬場でのデビュー戦を勝利。「しもつけ菊花賞」「宇都宮記念」「とちぎ大賞典」などの重賞を制覇し、同競馬場では敵なしの強さを見せた。94年中央競馬クラシック三冠馬ナリタブライアンと父馬も生年も同じで、「栃木の怪物」と呼ばれた。
残り:約 521文字/全文:777文字
この記事は会員限定記事です
「下野新聞デジタル」の会員のみご覧いただけます。
登録済みの方はこちら
愛読者(併読)・フル(単独)プラン・スタンダードプランの方
ログインする