サイバー攻撃による情報漏えいなどの被害を防ごうと、日本損害保険協会栃木損保会は22日、県総合文化センターで、民間事業者や自治体職員を対象にサイバーセキュリティー対策セミナーを開いた。
約150人が参加。県警サイバー犯罪対策課の湯本武史(ゆもとたけし)警部補らが講師を務めた。ランサムウエア(身代金要求型コンピューターウイルス)などの手口を説明し、ウイルス対策ソフトの導入などセキュリティーの強化を呼びかけた。
同会の小野智康(おののりやす)会長は「サイバー攻撃は大企業だけでなく、中小企業も狙われる。セミナーを通して、被害防止に少しでも役立ててほしい」と話した。