県保健福祉部は22日、県北健康福祉センター管内の保育所でノロウイルスを原因とする感染性胃腸炎が集団発生し、園児計30人が感染したと発表した。

 同部によると、園児たちが14日以降、嘔吐(おうと)や下痢などの症状を訴えた。20日に保育所から連絡があり、同センターが21日に3人の検体を検査したところ、2人からノロウイルスが検出された。重症者はなく、全員が快方に向かっているという。

 今年の県内の感染性胃腸炎集団発生(30人以上)の報告数は14施設となった。