「保険と同じと思って。何かあったときに力になれますから」
本県の自民党国会議員の秘書だった男性はそう言って支援者を口説き、派閥のパーティー券を売り歩いた。
派閥からはノルマが課され、「売り切るのは本当に大変だった」。個人の支援者にはほとんど買ってもらえず、企業や団体に繰り返し頭を下げた。内心では「力になれることなんてほとんどないのに」と心苦しかった。パーティーは「ぼったくり」と感じていた。
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