宇都宮地裁

 賃借人の男性宅を放火しようとしたとして、現住建造物等放火未遂罪などに問われた高根沢町、無職の男被告(88)の裁判員裁判論告求刑公判が25日、宇都宮地裁(瀧岡俊文(たきおかとしふみ)裁判長)で開かれた。検察側は「人命より金銭を優先した自己中心的な犯行」として懲役5年を求刑。弁護側は放火予備罪の適用を主張し、執行猶予付き判決を求めた。