帰省先からのUターンなどで渋滞する東北自動車道上り線=8月14日午後4時半、矢板市大槻

 ネクスコ東日本などは26日までに、年末年始(28日~2024年1月4日)の高速道路での渋滞予測を発表した。県内で10キロ以上の渋滞は来年1月2、3日の午後から夜にかけて、東北自動車道上り線で計2回発生する見込み。

 県内のピークは2日午後5時ごろ、埼玉県加須市の加須インターチェンジ(IC)付近を先頭に、栃木IC付近まで35キロと予測した。通常は通過に約20分の区間が、約1時間10分かかる見通し。

 また3日は午後5時ごろ、同県羽生市の羽生IC付近を先頭に、栃木IC付近まで約20キロとしている。

 県外では、東名高速道路下り線で29日午前8時ごろ、神奈川県秦野市の秦野中井IC付近を先頭に最長40キロの渋滞が発生する見込み。同社は今回、関東甲信と静岡県内での主な渋滞回数が昨年からの年末年始より2割ほど増えるとみている。