後半17分、矢板中央のFW堀内(中央)がゴール前で激しく競り合う=川崎市の等々力陸上競技場

初戦敗退し、肩を落とす矢板中央イレブン=等々力陸上競技場

後半17分、矢板中央のFW堀内(中央)がゴール前で激しく競り合う=川崎市の等々力陸上競技場 初戦敗退し、肩を落とす矢板中央イレブン=等々力陸上競技場

 第102回全国高校サッカー選手権大会第2日は29日、川崎市の等々力陸上競技場ほかで1回戦15試合が行われ、本県の矢板中央(2年ぶり13度目)は東海大大阪仰星(7年ぶり6度目)に0-1で競り負けた。県勢の初戦敗退は2013年の第92回大会1回戦で矢板中央が四日市中央工(三重)に2-3で敗れて以来、10大会ぶり。

 矢板中央は序盤から攻め込まれる苦しい展開。それでも前半はGK大渕咲人(おおぶちさくと)の好セーブなどで無失点に抑え、攻撃ではFW児玉聖士朗(こだませいじろう)、MF山下魁心(やましたかいしん)らがカウンターから相手ゴールに迫った。

 しかし後半6分に右サイドの突破を許し、先制点を献上。その後は守備を修正してシュートを0本に抑え、終盤は山下、FW堀内凰希(ほりうちこおき)の仕掛けで得点を狙ったが、最後まで1点が遠かった。