スタートの合図とともに一斉に走り出すランナー

 【下野】「第18回市天平マラソン大会」(市スポーツ協会主催)が8日、国分寺の天平の丘公園を発着点に開かれ、市内外から約1400人がエントリーし、心地よい汗を流した。

 同大会は新型コロナウイルスの影響で4年ぶりの開催となり、50回目の節目を迎えた。開会式には来賓の坂村哲也(さかむらてつや)市長や石田陽一(いしだよういち)市議会議長、高山和典(たかやまかずのり)県議など関係者約30人が出席。冒頭、参加者全員で能登半島地震の犠牲者に黙とうをささげた後、坂村市長は「練習の成果を発揮し思い切り走ってください」とあいさつした。

 絶好のマラソン日和となったこの日、ランナーはハーフマラソンや10キロ・5キロコースなど6部門に分かれ同公園をスタート。沿道に集まった観客から拍手を送られ、初春の下野路で健脚を競った。