【宇都宮】市の本年度のふるさと納税寄付額が3億円を突破した。協力事業者を1・5倍超に増やすなど返礼品を拡充したのが主因で、寄付が増える12月の集計結果を待たずに達成した。市は年度末までに過去最高の5億円に達すると見込み、新たな返礼品に加えた次世代型路面電車(LRT)の限定車両模型なども含め、さらなる寄付を呼び込む方針だ。
市によると、寄付額はここ数年3億円前後で推移し、昨年度は約2億9800万円だった。本年度は11月末時点で約2億9400万円。12月の集計は出ていないが、既に昨年度を超えたという。単月では7月を除き前年を上回り、国の運用見直し前の9月は駆け込み需要で6倍に上った。
寄付は例年、年間総額の3~4割が12月に集中するといい、市担当者は「9月に先取りした可能性はあるが、全体的に増えている。12月を含め、残り4カ月で5億円に達すると見込んでいる」と期待する。
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