第3クオーター3分、ブレックスの比江島(中央)が鋭いドライブからファウルを誘う=横浜市の横浜武道館

 バスケットボールの第99回天皇杯全日本選手権ファイナルラウンドは10日、横浜市の横浜武道館ほかで準々決勝2試合が行われ、宇都宮ブレックスは比江島慎(ひえじままこと)が両チーム最多の27得点と躍動し、横浜BCに81-65で快勝。6大会連続で4強入りを決めた。

 ブレックスは立ち上がりから3点シュートが好調。前半だけで遠藤祐亮(えんどうゆうすけ)、比江島らが計9本を成功させ46-34で折り返した。第3クオーター(Q)はわずか10失点に抑えリードを拡大。第4Qも要所で比江島、D.J・ニュービルが3点シュートを決めて流れを渡さなかった。

 準決勝は2月14日に行われ、ブレックスはアウェーで千葉Jと対戦する。試合開始時間と場所は未定。