本県8区の金原(右)がアンカーの栗原へたすきをつなぐ=京都市内

 第42回全国都道府県対抗女子駅伝競走大会は14日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点とする9区間42・195キロで行われ、本県チームは2時間22分52秒で前回から六つ順位を下げた28位だった。最終9区で逆転した宮城が2時間16分30秒で29年ぶり2度目の頂点に立った。

 本県チームは1区の山田未唯(やまだみゆ)(宇都宮文星女高-名城大)が39位と出遅れたが、2区松本瑠莉(まつもとるり)(宇都宮文星女高)が3人抜きで36位、3区長島彩音(ながしまあやね)(真岡中)は区間11位の力走で30位に浮上した。

 その後は6区の山口(やまぐち)あずさ(白鴎大足利高-帝京科学大)が29位に押し上げ、最終9区の栗原唯(くりはらゆい)(真岡女高出、よろしく真岡)が1人を抜いて28位でゴールした。

伸びしろ十分、来年こそ

 10年ぶりの10位台は届かなかったが、1区39位から28位まで追い上げる意地を見せた本県チーム。アンカー栗原唯(くりはらゆい)主将(よろしく真岡)は「みんなが頑張ってたすきをつないでくれたからこそ。仲間の存在が力になった」と胸を張った。