【宇都宮】市が実施する電動アシスト自転車と電動キックボードのシェアリングモビリティ実証実験で、2023年11月の利用回数が6千回を超え、7月の3・6倍に増えたことが、市のまとめで分かった。次世代型路面電車(LRT)開業に合わせて8月からJR宇都宮駅東側に実施エリアを拡大し、車両を増設したことなどから利用が急増。月2回以上の利用も半数を超え、市交通政策課は「利用の定着が図られつつある」と分析している。
実証実験は、鉄道やバス、LRTなど公共交通と目的施設を結ぶ端末交通としての有効性を検証することを目的とし、22年12月にスタート。同駅西側の中心市街地に貸出返却場所(ポート)を23カ所設置し、電動アシスト自転車とキックボード計80台を導入した。
残り:約 487文字/全文:822文字
この記事は会員限定記事です
「下野新聞デジタル」の会員のみご覧いただけます。
登録済みの方はこちら
愛読者(併読)・フル(単独)プラン・スタンダードプランの方
ログインする