1月20日からは二十四節気の大寒。2月3日の節分までは、一年で最も寒い時期とされています。厳しい冷え込みが続きそうですが、栃木県内では寒紅梅やロウバイが見頃を迎えています。スイセンやサザンカと並び、「寒中の四花」や「雪中四友(せっちゅうしゆう)」とも呼ばれ、古くから画題としても愛されてきました。
 思い切って出かければ、寒さにも負けず凜(りん)と咲く花に出会うことができます。寒中の花見スポットをまとめましたのでご覧ください。

 

詳しい情報は各施設や地元の観光協会のホームページなどをご確認ください。

足利学校の寒紅梅(足利市昌平町)

 

学校門脇に彩りを添える寒紅梅
学校門脇に彩りを添える寒紅梅

 校門の東側で、濃いピンクに色づいたかれんな花が出迎えてくれます。1月16日現在で七分咲き。県南でも降雪がありましたが、白い雪との共演は参観者を魅了していました。2月上旬以降は、校門西側の白梅が見頃を迎えます。>>記事はこちら

茂木・城山公園のロウバイ(茂木町小井戸)

 

城山公園の遊歩道を彩るロウバイ
城山公園の遊歩道を彩るロウバイ

 茂木城跡の南斜面のたばこ神社周辺で約120本が黄色の愛らしい花を付けています。一体は淡い芳香が漂い、色よし香りよしの空間を楽しめます。町観光協会によると、2月上旬ごろまで楽しめるそうです。>>記事はこちら

羽黒山のロウバイ(宇都宮市今里町)

 

羽黒山の南斜面で開花したロウバイ
羽黒山の南斜面で開花したロウバイ

 山頂にある羽黒山神社が植えた約80本が、見晴らしの良い南斜面を黄色に染めています。寒空の下でも力強く咲き誇る小さな花と漂う甘い香りは登山客や参拝者の心を癒やします。神社によると、2月中旬まで楽しめるそうです。>>記事はこちら

清水寺のロウバイ(栃木市大平町西山田)

 

見頃を迎えているロウバイ
見頃を迎えているロウバイ

 冬でも花を楽しめるように-。地域住民らが参道や駐車場周辺に植えた150株が小さな黄色い花を咲かせています。境内は甘い香りも漂い、他の季節とは少し違った趣に。寺によると、見頃は1月末までだそうです。>>記事はこちら

蝋梅(ろうばい)の里(鹿沼市上永野)

 

雨にぬれ、つややかなロウバイの花
雨にぬれ、つややかなロウバイの花

 約1・3ヘクタールの敷地に6品種約4千本のロウバイが植えられており、時期によってさまざまなロウバイが楽しめます。1月21日現在、濃い黄色で丸い花弁の「満月」など3品種が八分咲き。これからは香り高く梅に似ている「福寿」などが見頃を迎えます。開園は3月15日まで。>>記事はこちら

皆川城址公園の紅梅(栃木市皆川城内町)

 

見頃を迎えている紅梅
見頃を迎えている紅梅

 山麓付近に植えられた10株がピンク色の花を付け、春の気配を感じさせます。眺めの良い山頂へ続く遊歩道沿いでは数十株のロウバイが見頃に。皆川公民館によると、2月上旬まで見頃が続くということです。>>記事はこちら