柔道の第46回全国高校選手権県大会は18日、宇都宮市のユウケイ武道館で男女の個人各階級が行われ、男子は白鴎足利勢が5階級中4階級を制覇。女子は足利短大付勢が3階級、国学院栃木勢は2階級と分け合った。
男子は66キロ級の小口空真(こぐちくうま)(国学院栃木)が試合終了間際に合わせ技で一本を奪って初優勝。無差別級は(柴田陽しばたはる)(白鴎大足利)が初の頂点に立った。
女子は48キロ級で1年生の嶋田怜乃愛(しまだりのあ)(足利短大付)が女王の座に就き、無差別級は酒井結海(さかいゆみ)(国学院栃木)が連覇した。
個人各階級の優勝者は3月19日、日本武道館で行われる全国大会に出場する。
亡き祖母に捧げるV 国学栃木・小口
「それまで」の声が響き渡ると、王者の目元からうれし涙がこぼれ落ちた。男子66キロ級を制した国学院栃木の小口空真(こぐちくうま)は、昨秋の練習で負った腰のけがから復帰したばかり。ぶっつけ本番で挑んだ大会だった。
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