宇都宮市内で相次ぐタヌキやハクビシンなど野生動物の被害を受け、市は28日、市民向けの対策研修会を開く。野生動物それぞれの好物といった生態系の解説のほか、市の支援制度を紹介し、被害拡大の防止につなげる。

 研修会は2会場あり、瑞穂野地区市民センターで午前10時~正午、富屋地区市民センターで午後2~4時。農林水産省の農作物野生鳥獣被害対策アドバイザーでもある、野生生物研究所ネイチャーステーション代表の古谷益朗(ふるやますお)さん=埼玉県=が講師を務める。