出品される骨董品や家具

 【真岡】芳賀郡市1市4町のごみを処理する芳賀地区エコステーションは2月1日から、回収品の中で価値のありそうな陶器や家具などをオークション形式で売る「趣味のお宝掘り出し市」を催す。

 つぼや皿、瓶といった陶器類やきりだんす、木工品、動物の剥製、自転車など、48点を用意した。捨てられたり、家の取り壊しなどに伴いステーションに持ち込まれたりしたものの中から、そのまま処分するには惜しく、コレクターの興味を引きそうな品を集めた。

 ステーション側は、実際にどの程度価値があるものかは分からず、入札者の目利きに任せる。同15日を期限として、100円から入札を受け付け、最も高い金額をつけた人に売る。売り上げは施設の運営費に充てられる。

 参加は1市4町に住む18歳以上で、非営利の目的に限る。同21日に開札する。担当者は「興味のある品々を実際に見るのはもちろん、ごみとして出されている現状やリサイクルについても関心を寄せてほしい」と話している。(問)エコステーション0285・81・1244。