バスケットボールB1は21日、各チームがレギュラーシーズンの折り返しとなる第18節までの31試合を消化し、前半戦を終えた。東地区の宇都宮ブレックスは24勝7敗の地区2位。3季ぶりの首位ターンとはならなかったが、地区優勝が狙える位置につけている。好調なここまでの戦いぶりを振り返る。
ブレックスはここまで連敗がない。昨季は前半戦で5度の連敗を喫していたが、今季は第1戦を落としても第2戦で着実に白星を挙げる修正力の高さが光る。A東京や三遠ら各地区の首位を走る強豪に対しても、敗因を分析して立て直し、第2戦で相手のフィールドゴール成功率を10%近く引き下げた。田臥勇太(たぶせゆうた)主将は「チームのスカウティングのたまもの」と強調するが、実行に移せる選手の戦術理解度の高さがあってこそだ。
連係も深化
平均失点はリーグ2位の68・5と、好調ぶりはデータにも表れている。直近5シーズンで最も少なく、堅守に磨きが掛かっていることを裏付ける。昨年11月8日の北海道戦はわずか44失点で完勝、チームの歴代最少失点記録を更新した。
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